基本情報
香月 美夜さんが「小説家になろう」で連載していた677ページにおよぶ超大作小説「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」(完結済み)のコミカライズ版です。
第一部 本がないなら作ればいい! 1巻~7巻
第三部 領地に本を広げよう! 1巻
まで2019年2月現在発売されています。
第二部が販売される前に第三が販売されているのはなぜなのか?
それは、本好きの下剋上が超大作すぎるためでした!このままのペースでコミカライズを続けると完結までに約30年かかってしまうため、二部と並行して三部が連載開始になったとのこと。
(マンガ担当者が部によって異なっています)
しかし、主人公は少女からどんどん成長していくのでマンガ担当が変わっても特に違和感は感じていません!
並行して連載することでコミカライズも早く進むので私としてはうれしい限りです。
ちなみに小説版も販売されています。
籍が販売されると、これまで公開されていた作品が閲覧できなくなる場合が多いですが、本好きの下剋上は2019年2月現在、「小説家になろう」にて無料で最後まで閲覧可能です。
(ハマってしまって暇な時間を見つけては読んでいましたが、700ページ近い超大作のため、1か月くらいはずっと読んでいた気がします。)
「小説家になろう」本好きの下剋上公開ページ:http://ncode.syosetu.com/n4830bu/
無料で公開していて有料の小説版が売れるのだろうかと心配になりますが、実は「小説家になろう」で公開されているものと小説版で販売されているものは一緒ではありません。
「小説家になろう」の内容をまとめ直して、さらに加筆されてより詳しい描写がされていたりします。
ストーリーの軸は変わりませんが、「小説家になろう」を読んでみて気に入った方は「販売されている小説版」もオススメです!
私はコミカライズ版を読んで本好きの下剋上が好きになり、その次に「小説家になろう」→「販売されている小説版」という様に読み進めました。
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第一部 本がないなら作ればいい!1 ネタバレ感想
※本感想はネタバレを含みます。ご注意ください。
677ページにおよぶ超大作小説の「1ページ(プロローグ)~10ページ(冬支度)」に該当します。
電子書籍版も販売中!(ebookjapan)※TポイントやPayPayも使用できます
ちなみに小説版第1巻は「1ページ(プロローグ)~26ページ(俺の助手)」に該当します。
電子書籍版も販売中!(ebookjapan)※TポイントやPayPayも使用できます
<ストーリー内容>
本好きの主人公が本に押しつぶされて死んでしまい、少女「マイン」に意識が切り替わるところからスタート。
日本でもなく、もっと文明が進んでいない世界でした。
生まれ変わっても本がたくさん読みたいーーー
しかしマインの家は貧しく、姉のトゥーリに聞いてもホン?と返される始末。
本が無い、無い、無い!!!!
本が好きで好きでたまらないマインは見つからない本に絶望で号泣します。
しかしそんなある日、市場にお母さんと出かけてついに本を発見します!
しかし本はとても高価なもので貴族くらいしか買わないもの。平民のマインには手が届くものではありませんでした。。。
手に入らないなら→作ればいい!マインの挑戦がスタートです。
羊皮紙はあったけど、平民には高価すぎ。
紙が高いなら→作ればいい!
まずはエジプト文明を参考に、植物からパピルスを作ることに。
マインの知識は本づくりにとどまりません。
シャンプー、塩析、、、文明進めちゃってます!
<感想>
この巻は平民の娘としての生活が記載されています。
貧乏でお金に苦労している家庭のため、薄汚れた描写が多いですね。
見た目の年齢と一致した幼い表情を見せるときもあれば、内面の年齢の大人っぽい表情を見せるときも。
ころころ変わるマインの表情が面白いと感じました。
髪の色とか食物とか日本では見慣れない色のものが出るのですが、カラーでないのが少し残念。
小説で読むときとマンガで読むときで想像したものと違うと感じることも多々ありますが、この作品は小説での世界観とマンガの感じがきちんとマッチしていると思います。
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第一部 本がないなら作ればいい!2 ネタバレ感想
※本感想はネタバレを含みます。ご注意ください。
677ページにおよぶ超大作小説の「11ページ(石板GET!)~19ページ(粘土板はダメだ)」に該当します。
電子書籍版も販売中!(ebookjapan)※TポイントやPayPayも使用できます
ちなみに小説版第1巻は「1ページ(プロローグ)~26ページ(俺の助手)」に該当します。
電子書籍版も販売中!(ebookjapan)※TポイントやPayPayも使用できます
<ストーリー内容>
家族で豚肉加工に参加しますが、動物の命を奪うことに免疫のないマインは気絶。
加工が終わるまでの間、マインは門番のオットーに預けられます。
マインの周りで文字が書ける貴重な存在!「マイン」の書き方を教えてもらって大喜びです。
(文字が書けることが嬉しすぎてテンションあげてたら熱を出して倒れました(笑))
紙づくりも再開しますが、パピルスは早々に挫折。
次は粘土板に挑戦!→粘土状のままならよかったけれど、保存のために焼いたら爆発。。。。はい、失敗です。
他にもおやつ作り、ひっ算、レース編み。。。またまた文明進めました!(笑)
おやつでルッツの胃袋もつかみました!
<感想>
家から外にでる描写が増えたので、絵も細かくなってきたように思います。絵のレベルがアップしてると感じました!
マインが文字を覚える過程でマインの世界の文字も分かりました。小説ではなかなか伝わらない部分なのでやはり視覚的にわかるのは良いですね!
今回の巻でもマインの知識がどんどん発揮されています。みんなを驚かせていくところが好きです。(笑)
また、今回の巻からマインの異常な虚弱体質が見えてきますね。寝込んでいる描写多いです。
ルッツとマインの関係も進展してきた巻ですね!続きが気になる!!
第一部 本がないなら作ればいい!3 ネタバレ感想
※本感想はネタバレを含みます。ご注意ください。
677ページにおよぶ超大作小説の「20ページ(トゥーリの洗礼式)~30ページ(契約魔術)」に該当します。
電子書籍版も販売中!(ebookjapan)※TポイントやPayPayも使用できます
ちなみに小説版第1巻は「1ページ(プロローグ)~26ページ(俺の助手)」に該当します。
電子書籍版も販売中!(ebookjapan)※TポイントやPayPayも使用できます
小説版第2巻は「27ページ(和紙への道)~48ページ(マイン、倒れる)」に該当します。
電子書籍版も販売中!(ebookjapan)※TポイントやPayPayも使用できます
<ストーリー内容>
いつも助けてくれるルッツはどうやら旅商人に興味がある様子。商業ギルドに繋がりのあるオットーへ自分を紹介してほしいとマインへ頼みます。
ルッツと一緒にオットーに会いに行くと、見知らぬ人が。商人のベンノに引き合わせてくれました。
旅商人になることは反対されます。その代わり、商人見習いを目指すべきとオットーは言いますが、ベンノは不合格にするき満々。
ダメかと思われたところでマインが割って入ります。
羊皮紙ではない紙を売ろうとしていることをベンノに話し、試作品を作ってそれが使えるものなら商人見習いにしてくれるよう交渉します。
ルッツと二人三脚の紙づくりスタート!!
シャンプーのレシピと引き換えに紙づくりに必要な材料をベンノに調達してもらうことに。
また、ベンノと会ったことでマインが異常に虚弱な原因かもしれないことが分かります。
「身食い」:魔力が自分のなかで増大しすぎると魔力に飲まれてしまう症状
しかし、魔力を持つ人は貴族を除くとなかなかいません。マインは魔力を持つ希少な存在なのか!?まだ謎のままです。
<感想>
ついにベンノが登場しました!「小説家になろう」で読んでいたときに好きなキャラだったのでどんな感じの絵となっているのかワクワクでしたが、期待通りでした。
マインとベンノのやり取りがこれからも楽しめるかと思うと嬉しい限りです!
今回の巻では、マインの能力がじわじわ出てきます。
兵士の娘っぽくない教養、態度にオットーやベンノはもちろん、ルッツも少し疑い始めます。
(マインであってマインではなく、中身は本好き女性ですからね)
今後の進行が楽しみです!
第一部 本がないなら作ればいい!4 ネタバレ感想
※本感想はネタバレを含みます。ご注意ください。
677ページにおよぶ超大作小説の「31ページ(ルッツの最重要任務)~39ページ(ギルド長の孫娘)前半」に該当します。
電子書籍版も販売中!(ebookjapan)※TポイントやPayPayも使用できます
小説版第2巻は「27ページ(和紙への道)~48ページ(マイン、倒れる)」に該当します。
電子書籍版も販売中!(ebookjapan)※TポイントやPayPayも使用できます
<ストーリー内容>
大人のベンノと対等に話すマインに不信感を抱くルッツ。お前は俺の知るマインなのか??
文字もかけて計算もできて大人と対応に話すマインに悔しさを感じたルッツ。
ギクシャクするかと思われましたが、結局は体が弱すぎてダメダメなマインに悔しくて意地悪を言ったとルッツは謝ります。
羊皮紙ではない紙(和紙)作りも本格スタート。
しかし、和紙作りが進むとまた自分の知らない一面を見せるマインに、ルッツの視線が厳しくなります。
名前を呼んでくれないルッツ。。。
和紙の完成と同時にルッツに真相を聞かれ、自分はマインではないことを正直に話します。
ここでルッツとは和解。元のマインではないと分かっても、今のマインを受け入れるのでした。
商人としての道も進みます。ベンノが和紙に合格をくれました!
和紙+レース編みの飾りを販売すべく商業ギルドへの登録も終えます。
ギルド長からレース編み飾りの発注を受け、贈る相手の孫娘フリーダに会うけれど。。。
<感想>
ルッツがマインの変化に気づいた巻でした。
真実を知ってもそのマインを受け入れたルッツ。よかった!
また、試作品の和紙も完成してベンノから合格をもらい、さらに買い取ってもらえました。
初任給というのはやはりうれしいですよね!稼ぎの一部を家庭に入れるマイン。いい子だ~
今回はギルド長の孫娘に初めて会うところで終了。ギルド長同様クセが強そうです!!
第一部 本がないなら作ればいい!5 ネタバレ感想
以降順次更新していきます!
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