数値→文字列への変換
popup()やpaste()関数を利用する場合、popup(文字列)、paste(文字列)の様に文字列で指定する必要があります。よって数値のままだと実行エラーとなってしまいます。
【誤】
a=1234 popup(a)
【正】
a=1234 popup(str(a))
文字列→数値(整数)への変換
2+3の様に計算をさせたい場合、一方が文字列だと実行エラーとなってしまいます。
計算をさせたいときは数値への変換が必要です。
小数点以下がない整数の場合は、int(文字列)で変換できます。
【誤】
b1=1234 b2="4321" print b1+b2
【誤】
b1=1234 b2="1.5" print b1+int(b2)
【正】
b1=1234 b2="4321" print b1+int(b2)
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文字列→数値(浮動小数点)への変換
1.5+2.5の様に計算をさせたい場合、一方が文字列だと実行エラーとなってしまいます。
こちらも数値への変換が必要ですが、小数点以下がある場合は、float(文字列)で変換できます。
【誤】
b1=1234 b2="1.5" print b1+int(b2)
【正】
b1=1234 b2="1.5" print b1+float(b2)
小数点以下を切り上げて整数へ変換
小数点以下があるものについて、整数に変換したい場合があると思います。
mathをインポートすると、小数点以下を切り上げて整数に変換できる関数math.ceil(数値)が利用可能です。
【プログラム例】
import math a=1.25 print math.ceil(a)
【実行結果】
2.0
小数点以下を切り下げて整数へ変換
小数点以下があるものについて、整数に変換したい場合があると思います。
mathをインポートすると、小数点以下を切り下げて整数に変換できる関数math.floor(数値)が利用可能です。
【プログラム例】
import math a=1.25 print math.floor(a)
【実行結果】
1.0
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小数点以下を四捨五入して整数へ変換
数値を四捨五入したい場合に活用できます。
【プログラム例①】
a=2.499 print round(a)
【実行結果①】
2.0
【プログラム例②】
a=2.500 print round(a)
【実行結果②】
3.0
文字列→大文字への変換
英数字について、小文字のものを大文字に変換することが可能です。
入力が大文字に限定されている様な項目への入力自動化に便利です。
【プログラム例】
a="abcd" print a.upper()
【実行結果】
ABCD
文字列→小文字への変換
英数字について、大文字のものを小文字に変換することが可能です。
入力が小文字に限定されている様な項目への入力自動化に便利です。
【プログラム例】
a="ABCD" print a.lower()
【実行結果】
abcd
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