【Sikuli/Sikulix】繰り返し処理(for文、while文)まとめ

自動化処理を行う場合、同じ処理を複数回繰り返すことが多いと思います。

ここでは、繰り返し処理を行う記載方法についてまとめます。

 

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繰り返し処理の種類

繰り返し処理を行う場合、いくつかの方法があります。

 

①指定した回数処理を繰り返す(for文)

 

②指定した回数処理を繰り返す(while文)

 

③指定したExcelのデータ行数分処理を繰り返す

 

今回は上記3つの記述方法をまとめます。

 

①指定した回数処理を繰り返す(for文)

指定した回数処理を繰り返す方法として、for文を用いる方法を紹介します。

 

●for文で3回処理を繰り返して「繰り返し〇回目」とポップアップで表示させたい場合、下記となります。

10回処理を繰り返したい場合は「range(0, 10)」に、100回処理を繰り返したい場合は「range(0,100)」とします。

for var in range(0, 3):
    popup(u"繰り返し" + str(var+1) + u"回目")

 

②指定した回数処理を繰り返す(while文)

指定した回数処理を繰り返す方法として、while文を用いる方法を紹介します。

 

●while文で3回処理を繰り返して「繰り返し〇回目」とポップアップで表示させたい場合、下記となります。

10回処理を繰り返したい場合は「var < 10」に、100回処理を繰り返したい場合は「var < 100」とします。

var = 0

while var < 3:
    popup(u"繰り返し" + str(var+1) + u"回目")
    var = var + 1

 

③指定したExcelのデータ行数分処理を繰り返す

Excelを選択して、そのファイルに入力されているデータの行数分処理を実行したい場合、「.nrows」を用いると実現することができます。

下記の例では、「A列の値:B列の値」をポップアップで行数分表示させるプログラムとしています。

 

import xlrd#excel読み込みのためのインポート

#Excelファイル読み込みの記述---------------------------
filename = popFile()#任意のファイルパス取得のためのダイアログ表示
openfile = xlrd.open_workbook(filename)#上記で選択したExcelファイルを開く
sheet_1 = openfile.sheet_by_index(0)#シート1を指定
#---------------------------------------------------

var = 0
while var < sheet_1.nrows:
    popup( str(int(sheet_1.cell(var, 0).value))  + u" : " + str(sheet_1.cell(var, 1).value)) 
    var = var + 1

 

読み込むExcelファイル

 

以上、繰り返し文の記載方法のご紹介でした。

 

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